台風で大雨が降り、一気に秋空になったかと思ったら、まだまだ暑い日が続きますね。
私は個人事業主で基本的に在宅ワークなので、こういうときには外に出る予定がなくてよかったなあと思います。
こんにちは、朧です。
表題の通り、ハイドロキノンとトレチノインによる肌再生プログラムを今朝から始動しました。
ハイドロキノンとは
ハイドロキノンの作用機序としては、メラニン色素を合成する酵素を抑制し、さらにメラニンの産生細胞自体を減少させることで、肌のしみやくすみを漂白するものとされています。
美白に効果があると謳われるビタミンC誘導体などよりも漂白性能が高く、ビタミンC誘導体やトレチノインと併せて使用することで、よりしみやくすみを薄くしてくれます。
そんなハイドロキノンですが、副作用が大きく分けて2つあります。
1. 塗布後、赤くなったりひりひりしたり、刺激を感じること
2. 白斑という、白い色抜けが起こること
1に関しましては好転反応なので心配はいりません。ハイドロキノン濃度が高い製品を使うとなりやすい傾向にあるので、あまりに副作用がつらい場合は濃度を下げるのがおすすめです。
2に関しましても白斑はハイドロキノン濃度5%以下では報告がありません。より高濃度なものを使えばより漂白作用も強くなりますが、白斑のリスクも生まれます。一般的には4%程度が好まれるようです。
おすすめハイドロキノン製品
1. ユークロマクリーム4%
美白界隈では定番の商品です。濃度も4%とちょうどよく、初めて使う人にもおすすめです。まとめ買いすることで1本当たりの価格がぐっと抑えられるので、私はいつも12本まとめ買いをしています。
2. ユークロマKJクリーム
上記のユークロマクリームに、同じく美白効果を持つコウジ酸を併せた、Wの効果で美白に導く製品です。ノーマルユークロマよりは高価ですが、そこらのブランドコスメ以上の結果が得られるので、コスパはよい製品だと思います。
3. 純ハイドロキノン 8%配合 【KISO】
これはハイドロキノン濃度が8%とかなり高いクリームです。それだけ高い美白効果が期待できます。また、お値段もお手頃なので手が出しやすいと思います。ただ、副作用が強く出る場合もあるので、パッチテストは必ず行ってください。
4. [BIHAKUEN]ハイドロキノン4%
こちらはユークロマと並んで人気の商品。BIHAKUENは美白に特化した製品を数多く出しており、ファンも大勢います。ユークロマよりは少し高いですが、BIHAKUENでライン使いしたいときはおすすめです。また、ほかにはない返金保証もついているので、初めてハイドロキノンを使う方にもぴったりなものになっています。
なお、BIHAKUENでは現在美白のための特設ページを開いており、様々な製品が紹介されています。美白に限らず、しわやハリツヤの問題も解決してくれるとあって人気です。是非一度足を運んでみてください。
トレチノインとは
トレチノインは、肌のターンオーバーを早めることで、しみやくすみを排出する作用があります。表皮の深層にあるメラニン色素を排出する働きがあるのです。トレチノインを外用すると、表皮の細胞は活性化したターンオーバーにより、活発に増殖して押し上げられていきます。そのときにメラニン色素も一緒に表面へと上がっていき、2~4週間でメラニン色素が外に排出されます。
また、トレチノインを長期間外用すると次第に表皮・真皮が厚くなっていきます。それはヒアルロン酸やコラーゲンの産生を促し、真皮血管の新生により肌の若返りにも通じるため、小じわの治療にも使用されます。
そんなトレチノインですが、禁忌と副作用があります。
1. 妊娠中・授乳中・妊娠予定の方は使えない
2. 塗布後、赤くなったりひりひりしたり、皮が剥けてきたりすること
1に関しましてはビタミンA誘導体の作用により、胎児に奇形をもたらす可能性があるので、妊娠中の方はもちろん、授乳中・妊娠予定の方も絶対に使用しないでください。
2に関しましても、肌への刺激はハイドロキノンと同様のものが見られますが、こちらはターンオーバーを活性化させるという機序なので、皮剥けが起こります。洗顔しているときにぽろぽろ取れてきたりします。無理にこすって剥がさず、自然に剥がれ落ちるのを待ってください。これも好転反応なのでむしろ発生することが望ましいです。
おすすめトレチノイン製品
1. エーレットジェル(AretGel)0.05%
トレチノインの定番商品です。塗るとじんわり温かくなるのが特徴。これで反応が強過ぎたら0.025%濃度に、弱過ぎたら0.1%濃度に替える指針になるので、最初は0.05%濃度で進めるのがおすすめです。自分に合った濃度がわかったら、これもまとめ買いすることでかなり安くなります。
2. [レチンAジェネリック]アクネチンA0.05%
一時期トレチノインと言えばレチンAということがあったのですが、これはそのジェネリックになります。エーレットジェルと異なる点は、あちらはジェルで、こちらはクリームという点です。こちらも濃度が0.025%~0.1%まであるので、体質に合ったものが選択しやすいです。
3. [Obagi]トレチノインクリーム0.1%
美容オタクが大好きなObagi。成分はレチンAと同じです。Obagiと聞くと安心安全で効果もありそうに思えますが、ほかのトレチノイン製品に比べて高価なのがネック。
ビタミンC誘導体も併用すると効果UP
ビタミンC誘導体は強い抗酸化力を持ちます。それにより活性酸素の発生を抑え、皮膚の抗酸化作用を高めます。 そしてハイドロキノンやトレチノイン同様にメラニン色素の生成を抑制し、新陳代謝も高める作用があるので、しみやくすみの改善が期待できるのです。さらにコラーゲンの生成を促進する効果も特徴です。 しわやハリツヤの改善も期待できます。
おすすめビタミンC誘導体
1. メディユース薬用Cプラホワイトニング
高濃度ビタミンC誘導体だけでなく、プラセンタ原液も配合された贅沢な製品です。これからハイドロキノンやトレチノインで肌再生プログラムをしていくと乾燥との戦いになりますので、美白だけでなく保湿も担保してくれるこの製品は相性抜群。1本当たりは高めですが、そのぶん内容量が多いのでコスパにも優れています。
2. [iskinclock]フォーカスCセラム30ml
水分と油分に分かれた二層式美容液。ビタミンC誘導体はもちろん、カカドゥプラムエキス、加水分解コラーゲン、マトリキシル3000などが配合されたリッチな製品です。オイルやコラーゲンによる保湿力が高いので、これから冬に向けて高保湿の美容液が必要な方にはおすすめな一品です。
3. [Obagi]プロフェッショナルCセラム20%
ビタミンC誘導体、L-アスコルビン酸を20%も含有している美容液です。Obagiは高価なものが多いですが効き目は抜群、そしてまとめ買いで安くゲットできるのでおすすめです。
ハイドロキノンやトレチノイン使用の注意点!紫外線は絶対に✖!
ハイドロキノンやトレチノインを使用して肌再生プログラムをしていくにあたり、最も大切なのが紫外線対策です。肌のターンオーバーを早めて蘇らせている状態の肌はバリア機能が低くなっています。このプログラムの間は、メラノサイトがメラニンを作らないように抑制しているので、紫外線に対してほとんど無防備なのです。そのため、日常的な日焼け止めの塗布が必須になります。まだ日差しが強いので、日傘や帽子なども活用するといいでしょう。
日焼け止めを塗らずに紫外線を浴びると、消したかったしみが赤くなり、そのまま残ってしまうということも。美白をしたくてやっているのにそれでは本末転倒です。夏の強い日差しはもちろん、冬の紫外線ですらプログラム中の肌には大敵ですから、徹底的に対策しましょう。曇りや雨の日でも対策してください。
紫外線の強い今時期はSPF50・PA++++がおすすめです。冬場はSPF20・PA++でも効果がありますが、いずれにしてもこまめな塗り直しが必要になります。
化粧の上から塗り直しに便利なのがスプレータイプやパウダータイプになりますが、これらは薄づきになりやすいため、SPF50・PA++++が理想的です。
紫外線や暑さが和らぐこれからの季節に挑戦してみよう
春から夏にかけては、紫外線が強かったり、暑くて汗をかいて日焼け止めが落ちてしまったり、色々煩雑なことが多いです。これからの季節は紫外線や暑さが弱まるので、肌再生プログラムを始めるにはベストなタイミングになります。今から始めるとクリスマスごろには肌が見違えるほど綺麗になるはずです。
ただし、これからの季節で大敵なのは乾燥。保湿を怠ると、ただでさえ皮剥けするのがよりひどくなったりします。そのためたっぷりと保湿してあげてください。
私は今朝から肌再生プログラムを開始しました。経過を載せるので参考にしてください。
最後に一点注意。皮剥けが起こるので、当然ですが化粧はまともに乗りません。これから大事なイベントがあったり、マスクなしの接客をしていたりする人は、美しく整えた顔をメイクアップで作るのは難しいでしょう。最低でも1か月は上手く化粧ができないと承知の上でチャレンジしてみてください。
それでは次の投稿から実践に移ります。今後ともよろしくお願いします。
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