これから来たる秋の季節、おいしいものがたくさんありますね。私はさつまいもと栗が好きです。焼き芋やスイートポテト、甘栗にモンブラン……コンビニに行ったら欲望が抑えられません。
こんにちは、先日勢いで10kgの干し芋を注文してしまった朧です。
今回は美容の中でも重要なポイントであるダイエットのお話です。
身長168cm 体重70kg
はい、まぎれもないデブです。すみません、こんな奴が美容を語ってしまって。これが2023/09/01時点の体重になります。
これでも大学生の一時期は50kgを切っていたのです。一日一食カップ麺であとはサプリメントで栄養補給し、大学までの往復10kmの坂道を喘息対策しながら自転車で通っていました。容姿のことや進路のことで悩んだストレスも相まって、歴代最低体重は47kgです。
それが変化したのは大学院博士課程のころ。料理に目覚め、親戚から貰える米に合うおかずを作ってはどんぶりで食べ/ていました。当時は非常勤講師として収入的にも潤いがあったので、ポテチにクッキー、チョコレート、菓子パンも大量食い。その時も強くストレスがかかっていたのですが、以前とは逆に過食に走ってしまったのです。
そしてあれよあれよという間に体重は60kgオーバー。
実は私はコスプレイヤーでもあるのですが、こうなってくるとキャラの面汚しになってきます。
泣きっ面に蜂と言いますか、そこでさらに病気を患いまして、基礎代謝が著しく落ちてしまいました。喘息の悪化により運動もできず、そのままゆるりと体重は上昇し、結果人生最大記録の75kgになりました。これではいかんと医療ダイエットモニターに申し込んで、脂肪冷却やらハイフやらやって65kgまで落としましたが、リバウンドして現在約70kg。とてもとても美しいとは言い難い。
今度こそ人生最後のダイエット、始めます。
基本的には糖質制限
目標体重は50kg。-20kgが必要なので、本腰入れて頑張らなければなりません。
とはいえ何十万もする医療ダイエットですら-10kgだったので、正攻法ではまず無理でしょう。
そこで私の大好きな個人輸入を使って「自己責任☆医療ダイエット」を開始します。
リポドリン
前提として、激しい運動によるダイエットはできません。食事制限が主となりますが、基礎代謝は病気のために低い状態です。ではどうするか?
食欲をなくせばいいじゃないか!
暴論ですが私の答えがこれです。リポドリンは食欲を減退させ、かつ代謝も上げてくれる、私にとっては夢のようなサプリメントです。以前は普通のリポドリンもオオサカ堂で扱っていたのですが、今はエクストリームのみです。私はまだ前に買った無印リポドリンが残っているので、それを消費してからエクストリームに移りたいと思います。
最初に言っておきますが、リポドリンは身体に多大な負担をかけます。端的に言えば身体に悪いです。
服用すると鼓動が早くなって動悸がして、手が震えたり喉が渇いたりします。そして食欲が失せます。食べなくてもいい、という、一種の気分の悪さが生まれるのです。
私の場合、水や麦茶を飲んで水分で腹を膨らませ、固形物は少量を小分けに摂取する、という形を取っています。あまりに胃に何も入っていないと余計に気持ち悪くなるので、栄養摂取も兼ねて一日に1~2回の食事タイムを設けています。
フォシーガ
一日に1~2回の食事を取るとき、できるだけ低糖質高たんぱくなものを選ぼうと思っています。食事と言いつつマルチビタミン配合のプロテインを低脂肪乳で割ったものなどを飲んでいます。「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、私の一日に摂取したいたんぱく質は50gです。プロテイン1杯で大体25gほどたんぱく質が摂れますから、2杯飲めば一日の摂取量を満たします。
とはいえ流動食だけではあまりにあまり、なので、米飯や麺類を食べることもあります。
その時に服用するのがフォシーガです。
フォシーガは選択的SGLT2阻害剤です。血液中の過剰なブドウ糖を尿中に排出させることによって、血糖値を下げる作用を持ちます。有効成分のダパグリフロジンが、腎臓(近位尿細管)でブドウ糖の再吸収に関わるたんぱく質(SGLT-2)を阻害し、ブドウ糖の再吸収を抑制することで、血液中の過剰なブドウ糖を尿中に排出させるのです。糖を排出することで体重減少が見込めます。
米飯や麺類などの糖質の多い食べ物を摂取する時に、ピルカッターで半分の5mgにしたフォシーガを服用します。そうすると、次に排尿したとき尿が泡立つようになります。それが糖が排出されている証です。できる限り炭水化物は摂らないようにしていますが、甘いものが食べたくなった時も服用します。というかよっぽど低糖質なものを食べる時以外は、食事に合わせて飲んでいます。効果は大体半日くらい持つ体感です。
どんぶり飯を食べても体重が上がらなかったので、絶大な効果があると言えるでしょう。
メトホルミン
メトホルミンは、痩せるホルモンとも呼ばれている「GLP-1ホルモン」の分泌量を増やします。「GLP-1ホルモン」は脳にある満腹中枢を働きやすくして食欲を低下させる作用があるので、過剰な食欲を抑え、食べ過ぎを防いでくれるのです。さらに食事後には「GLP-1ホルモン」が胃の蠕動運動を抑制して食べ物が胃に残る時間を長くします。消化をゆっくりとすることで満腹感が持続しやすくなり、間食が抑えられます。フォシーガでも言えたことですが、高血糖状態は体重増加を招きます。メトホルミンは糖を便から排出することで体内の糖を下げ、体重を減らすのです。駄目押しに筋肉量を維持して脂肪の燃焼を促進する働きもあります。筋肉の収縮力を上げる働きで筋肉量を増やすという作用機序で、運動していないのに身体が引き締まります。
私はメトホルミンをピルカッターで半分に切った500mgを食後に服用しています。フォシーガと組み合わせることで大きな糖質カットが望めます。
オルリファスト
私のダイエットプログラムは糖質制限準拠なので、これはあまり飲まないのですが、お守り代わりに。摂取した油分を便に排出してくれるオルリファストという薬です。
たまに無性に揚げ物が食べたくなる(フライドポテトや唐揚げ)のですが、山盛り食べても油分の一部が便に交じって排出されるので太りにくくなります。
オルリファスト服用後の便にはラー油のような色をした油が浮くのですが、服用後のおならに注意です。排出された油分が出てしまうので、下着を汚してしまいます。それに、物凄く臭います。おならをしたいと思ったらトイレでするか、ナプキンや尿漏れシートを使うとよいでしょう。おりものシートだと漏れる可能性があるので、男女問わずナプキンか尿漏れシートがおすすめです。
9/1~9/10までの体重変化と食事内容
9/1から諸々服用を始めました。そして現在の体重はと言うと。
9/1 70kg → 9/10 66.3kg
10日間で実に3.7kg体重が落ちました。
その間の食事の抜粋が以下の通りです。
朝:バナナ・プロテイン +リポドリン・フォシーガ・メトホルミン
昼:納豆ご飯 +リポドリン・メトホルミン
夜:夏野菜の漬物・春雨スープ・プロテイン
リポドリンは眠れなくなるので夜には摂らないようにしましょう。また、薬の副作用で口渇になるので、一日に6ℓほど水分を摂っていました(1.5ℓの2つのピッチャーに麦茶と水を冷やして交互に飲む)尿を大量に排出するので、ナトリウムは比較的多めに摂取していました。
ここまですとんと落ちると嬉しいものです。次は停滞期が怖いですが、リポドリンがちょうどよく効いていて、食欲自体がありません。たまに誘惑に負けても、リカバリーができます。
ひと月に70kgの10%の7kg痩せられれば、と思っていましたが、これは-10kg狙えるかもしれません。ここ数日は体重計に乗るのが楽しみです。
痩せたら着たい服、やりたいコスプレ、色々あるのでモチベーションも充分。
また大きな変化が見られたら報告します!ひとまず、「自己責任☆医療ダイエット」の紹介でした!
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